時計雑記

2008年10月04日

謎のスピマス!?

以前、海外オークションを眺めていたらこんなモデルを発見しました(笑)
う〜ん、こんなモデルは今までOMEGAのラインナップでは見たことも無いぞ。文字板デザインは明らかにスピマスプロの路線。しかし「SPEEDMASTER」の文字は見られない。しかし「PROFESSIONAL」のプリントが6時位置にある。そして何より12時間積算計の無いツーレジスターモデルだ。ベゼルもないし…。針はアロー針になっていますね…。


ケースのシェイプはスピマスプロではないですね。おかしいのがムーブメント。ロジウムめっきの輝きではないし、赤金でも金でもない。12時間積算計用を動作させるレバーが無いのでCal.861ではなくCal.860の様だ。


シーマスターの裏蓋だし…(笑)


リューズはΩマークが入っていますね。


まあ、パーツ集めて作っちゃったってところですかね。趣味の世界ですね、これは(笑)


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2007年09月18日

ブロードアロー・プロトタイプ?




画像のオメガスピードマスター・ブロードアロー、数年前に某所で見かけたのですがパッと見は金無垢モデルです。ただし説明書きには金めっき(Gold Plated)とありました。あれ?ブロードアローシリーズって金無垢モデルはあったけど金めっきモデルなんかあったっけ?


ケース裏側の写真を見ると四隅になにやら刻印があります。「NOT FOR SALE SP-08*」とあります。非売品と刻印を打つあたり、やはり何だか不思議なモデルです。


裏蓋を開けた機械ですが、確かにFP製の自動巻きクロノグラフですがどうも輝きが・・・。そう、ブロードアローはCal.3303のジュネーブウェーブ装飾された機械が載っているはずなのに、これはレジェンドシリーズに載せられている装飾のない地味な井出達のCal.3301!うーん、この辺もますます不思議さを増すところです!やはりプロトタイプと呼べるのかなー・・・謎だ!(^^)


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2007年04月20日

OMEGAMANIAオークションの結果

先日ご紹介したアンティコルム主催OMEGAMANIAオークション、ネットで入札状況のライブ・ビューも行われていたのでご覧になった方も多いと思います。参加された方もおられるのかな・・・???

その最終落札結果がアンティコルムの方から公開されていますのでご紹介します。取り合えず私がチェックしていたレア・スピマスの結果だけでもこちらにお載せしますので、その価格に驚いて下さい!落札単位がオーストラリアドル、それがスイスフランに変換されてオークション手数料18%を加わえた額が最終価格になります。日本円への換算は4/16(月)の為替レート¥98.00/CHF(CITIBANK対顧客TTMレート)で換算しています。


LOT 200 スピマス1st1 CK2915
Bid AU$ 90,000 Final CHF 106,200≒¥10,407,600-


LOT 201 スピマス1st CK2915
Bid AU$ 80,000 Final CHF 94,400≒¥9,251,200-


LOT 208 スピマス・ラジアルレジスター・ダイアル
Bid AU$ 28,000 Final CHF 33,040≒¥3,237,920-


LOT 211 スピマス・アラスカプロジェクト・プロトタイプ
Bid AU$ 55,000 Final CHF 64,900≒¥6,360,200-


LOT 225 スピマスX-33・プロトタイプ
Bid AU$ 16,000 Final CHF 18,800≒¥1,842,400-


LOT 226 スピマス'69金無垢 T.スタフォード寄贈モデル
Bid AU$ 48,000 Final CHF 56,640≒¥5,550,720-


LOT 232 スピマス・アポロ13・謎の白ダイアルモデル
Bid AU$ 15,000 Final CHF 17,700≒¥1,724,600-


LOT 234 スピマス・ソユーズ
Bid AU$ 32,000 Final CHF 37,760≒¥3,700,480-


LOT 235 スピマス・ミッションズ・フルセット
Bid AU$ 320,000 Final CHF 368,000≒¥36,064,000-

とにかくどのモデルも現在の売値相場とはかけ離れた落札価格でした。OMEGA公認の品物で、世界的に有名なオークション・ハウス主宰なので仕方が無いのかな・・・。まあ、終わってみての感想はお金持ちたちのプライドを掛けた争奪戦の様でしたね(^^; 庶民の私には無縁の世界を見た思いでした(笑)

アンティコルム落札結果のPDFファイル




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2007年04月02日

OMEGAMANIAオークションの豪華目録入手!

先日ご紹介したオークションハウス"アンティコルム"主催のオメガ時計を主としたオークション「OMEGAMANIA」のオークション目録を入手しました。仲良くして頂いているスピマス野郎の方に一緒に手配して頂いての入手です。ありがとうございましたm(_ _)m

これが何と超豪華なセットです!!総重量が約2.5Kgのヘビーさで、メインの目録、日本語版目録、PRESS KITからなる3点セットでした



メインのオークション目録が凄い!オールカラーで600ページオーバー!!これはもう限り無くOMEGA時計資料に近いオークション目録です。



オンラインカタログでも紹介されていたスピードマスター1stモデルなどが美しいカラー写真と説明文(英語)で紹介されています。



こちらは渋〜いオリジナルのアンティーク・レイルマスターの紹介ページ。発売当時の広告写真なども載っているので資料として素晴らしいですね。



日本語専用の小振りの目録もありました。これもオールカラーで厚表紙、OMEGAの歴史や出品モデルが全て日本語で書かれているので読み易いですね(^^)



そしてPRESS KIT 2なる物も付属していました。これはアンティコルムのメモ帳とオークション参加の案内書が同封されており、今回のオークションに関わる説明が詳しく説明されていました。



さてさて、欲しいモデルがワンサカあるけどどうするかなー・・・。エスティメートが結構高めだし販売手数料も高いし・・・。じっくりと考えてみるか(^^)


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2007年03月26日

オメガスピードマスターのレア物ザクザク!

まずはこちらの画像をご覧下さい。
左から伝説の"1957年オメガスピードマスター1stモデル"、メチャクチャ程度が良いです。右が"アラスカ・プロジェクト・プロトタイプ"モデル。



こちらの画像では左がスモールダイアルが特長的な"ラジアル・レジスター"モデル。右が驚きのモデル!ホワイト・ベースにスモセコがAPOLLO XIIIのパッチ、ブルーペイントの針の"APOLLO XIII"モデル!!



これらは来月14、15日にスイスのジュネーブで開催される世界的なアンティーク・オークションハウス"アンティコルム"主催のオメガ時計を主としたオークション「OMEGAMANIA」の出品物の一部なんです!とにかくレア物がザクザクです!!今回出品のオメガ時計は全てオメガ自身で整備されているので、モデルとしての真偽に関しては疑う余地も無い逸品揃い。全出品物のカタログページがサイト公開されていますので、これを見るだけでも一見の価値ありですよ。どうぞご覧下さい!
また、レア物狙いのヘビーなスピマス野郎は是非、参加してみてはいかがでしょうか?エスティメートは結構高めですけどね(^^) リンク最後の東京プレビューから入札に関する申し込みのご説明もあります!

OMEGAMANIA オンライン・カタログ
(特にスピードマスターはLOT 200からが超絶モデル連発です!)
OMEGAMANIA公式サイト
アンティコルム公式サイト
アンティコルム日本語サイト
OMEGAMANIA東京プレビューの模様




現在書店で販売中の「ENGINE(エンジン)2007年05月号」にもこの話題が取り上げられていますのでご覧下さい!


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2007年03月23日

1960年代の試行。

この画像のオメガスピードマスタープロフェッショナル、一見何の変哲も無いOLDスピマスですが、中の機械を見てみると・・・



妙な機械が入っています。めっき色がシルバー(年代的にロジウムではない)もそうなのですが、節々が変わっています。まあ、ムーヴメント入れ替えした個体なのでしょうが、この仕様が純正であったらお宝でしょうけどねー・・・ってそれはないな(笑)



下のCal.321(左)、Cal.861(右)と上の謎のムーヴメントを比較して見るとよく解ります。謎のムーヴメントはこの321と861の特長を併せ持った機械なんですね(^^)



まずセンタークロノグラフ車と30分計車を受けているY字型のプレート。これが321の形状と酷似しています。でも321の特長であるクロノグラフ動作の要、ピラーホイール式がカム式になっています。それでいて天輪は321のチラネジ式を継承している。クロノグラフ作動用のプッシュボタンからカムに繋がるレバーはどう見ても861と同様のダイレクトにカムを押す形式。でもセンターと30分計のリセットハンマー形状は321。そして30分計への動力伝達には321の様にスライディングギア式を採用している。緩急針調整用の偏芯ネジはまだ採用されたいない・・・などなど、二つのムーヴメントの特長がゴチャ混ぜになっているんです。

この機械、実はレマニア1270と言う機械でもちろんスピードマスターシリーズに搭載された記録はありません。よく雑誌などではCal.321からCal.861へとコストダウンされた廉価な機械的な書かれ方をされますが、レマニア社ではCal.321こと27CHをモディファイする過程で今回の様なレマニア1270などの機械を作り、整備性、製造コスト、堅牢性などの総合的なパフォーマンスを鑑みた上で、更にモディファイされたレマニア1872ことCal.861をリリースしたんです。それがスピードマスターの新しいムーヴメントとして採用されたと言うのが正確なところでしょう。

1960年代のレマニアの手巻きクロノグラフの歴史を垣間見る事の出来る珍しいムーヴメントなんです!


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2007年03月10日

昭和の息吹。

1964年、もう40年以上前になりますが日本は高度経済成長の真っ只中、東海道新幹線の開通、東京オリンピック開催と元気な日本を象徴する年でした。もちろん東京オリンピックの標準時計は国産メーカーのSEIKO社。その年「オリンピックを測ろう!」を合言葉にSEIKO社から販売された時計、それが今回ご紹介のSEIKO ワンプッシュクロノグラフです。
(画像をクリックすると大きな画像が見られますよ!)

ワンプッシュ-01

手巻き式・21石・5振動の5717A機械、型番5717-8990。プッシュボタンを一押しすると停止していたセンターの計測用秒針が始動、二押しで計測停止、三押しで帰零すると言うシンプルな動作です。そのボタンの感触は絶品!それも動作パーツに6本柱のピラーホイールを使っているためなんです。オメガでも似たような機能を持つクロノストップというペットネームのワンプッシュタイプのクロノグラフ時計がありますが、あちらはCal.861系の改良版で、動作パーツはカム式になります。

ワンプッシュ-02

1964年11月製造。日付表示付きのステンレスベゼル、通称"3rdモデル"です。小キズはありますが、なかなか状態も良く、精度も安定して+10秒/日内程度で良く動きます。
当時の日本の息吹を感じる時計です!団塊の世代には懐かしい逸品では?私は因みにオリンピックの翌年生まれです(^^;

ワンプッシュ-03


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2006年11月05日

ダイワ時計店「第6回アンティークウォッチ内覧会」!

いつも修理でお世話になっています神奈川県本厚木のダイワ時計店さんで

恒例の「第6回アンティークウォッチ内覧会」が
来る11月26日(日)14:00〜17:00に開催されます!

今回は岡店長夫妻による10日間のスイス一大買い付けによって、
腕時計・懐中時計合わせて100本近い数が揃いました!
それも今回は顔が良い物(文字板、ケースが綺麗)、機械が調子良く綺麗な物を
現地で厳選して買い付けて来ましたので、良物揃いです(^o^)/

ダイワさんの腕時計サイトで岡店長のスイス買い付け日記が、
同じくクロック専門サイト「The Clock World★ダイワ時計店」
買い付けに同行した奥様の楽しい日記が公開されていますので、
是非ご覧になってみて下さい(^^)

アンティーク時計大好きな方、これからアンティーク時計をはじめてみたい方、
さっぱりアンティーク時計は解らないけど興味があるなんて方、
そして懐中時計だ〜い好きな方・・・是非足をお運び下さい(^^)

さらっと今回の出展時計画像をご紹介します。







今回特に良物の懐中時計が豊富です!IWC、OMEGA、ZENITH・・・などなど多数あり!



ダイワ時計店さん主催「第6回アンティークウォッチ内覧会」をご参加希望の方は
ダイワさんのサイトよりご応募下さい。招待状が無いと入場出来ませんよ!
ダイワ時計店さんサイトへ


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2006年09月26日

夏の後始末・・・ケース編。



夏の後始末・・・ブレス編に引き続き、今回はケース編として
汗や埃でギトギトになったケースを綺麗にしてみました。

プッシュボタンやリューズ部分に堆積した汚れで防水性能が著しく
低下している可能性があるので、その辺りもシッカリとメンテナンスしながら
綺麗にしてみました。

今回はケースから機械を取り出したら、プッシュボタンを分解したり
していますが、比較的外装部品は道具を揃えるのと、多少の器用さがあれば
出来る作業ですので、是非お好きな方はトライしてみて下さい。
自信のない方は無理せずにね(^^;

バイクや車などもそうですがシッカリと自分でメンテナンスしてやり、
調子を取り戻した愛車に乗った時の満足感は堪らないですからね(^^)
時計も同じで愛着が増しますね(^^)



まずは裏蓋をはずした機械です。
精密ドライバーをあてている部分がおしどりネジでリューズを留めています。
これを緩めるとリューズが巻き芯とともに抜き出せますが、
緩め過ぎないよう気を付けます。少しづつ緩めながらリューズが抜ける辺りを
見つけます。大体どのくらいで抜けるかを憶えておくと良いですね。
■注意■緩め過ぎるとネジがはずれて分解しないと直せなくなりますよ(^o^)



リューズと巻き芯が抜けたところ。



リューズを抜いてしまえば機械と文字板がケースから一体で抜き出せます。
機械は保持台でお休みしていてもらいます。



さて、プッシュボタンですが、内部に砂粒などが詰まっていると
著しく防水性能が低下しますので、分解して内部も綺麗にしてみます。
汗や汚れなどでボタンの戻りが悪くなっている場合もよくありますね。

画像を見ると内側の押し棒先端に、マイナスドライバーが掛かる切り込みがあるのが
解りますね。



ここにマイナスドライバーを掛けて緩めてやります。



こんな感じで押し棒が外れて抜き出せます。



ボタンの頭もはずれます。



ボタン頭をはずしたケース側の首の部分に、押したプッシュボタンを戻すための
バネが仕込まれています。これをピンセットなどではずします。
首の中に潜り込んでいるのと、かなり細かい部品ですので、
飛ばしてなくさない様に注意して下さい!
小さな防水用のパッキン(Oリング)も2個入っていますので
それも失くさずにそっと出します。

もう片側のプッシュボタンも同様にはずします。



そしてベゼルもはずしておきます。
結構このベゼルと内側に汚れが堆積したり、隙間腐食を起こしていたり
するので要注意です!



パッキンもはずします。
潰れや損傷が激しい場合には交換します。
今回は綺麗でしたので交換無しで。



前回に引き続き「キレイキレイ」と歯ブラシの登場です(^^)



隅々まで歯ブラシでゴシゴシ洗います!



プッシュボタンの裏側が結構腐食していたりするんですね。
リューズの内側にも汚れが入っています。
ここは巻き芯がありますので丁寧に扱います。



裏蓋はオープナーの爪掛けに汚れが溜まりやすいですね。



汚れの溜まりやすいベゼル裏側も綺麗に洗浄します。
ベゼルはケースに装着された状態でも少し内側に隙間が出来る構造になって
いますので、風防とベゼル表の隙間から汚れが入って堆積しやすいんです。



よ〜く石鹸と浮き立たせた汚れを流水で洗浄します。



水分を柔らかい布で吸い取らせます。
風防をゴシゴシ拭くと傷だらけになる可能性がありますので、
柔らかい布で吸わせるように拭き上げます。



最後にケース内側やプッシュボタン取り付け部分などの
凹部分に隠れた水分をドライヤーで飛ばします。



リューズ、プッシュボタンなどもドライヤーでしっかり換装させます。



綺麗になったプッシュボタン取り付けあたり。
綺麗になると気持ち良いですね(^^)



綺麗になりしっかり乾燥が済んだところで組み上げです。
まずプッシュボタンのバネを慎重に挿入します。
この後頭を付けるのですが・・・その前に、



シリコングリースを用意します。



プッシュボタン内側に防水用のパッキン(Oリング2個)がセットされたところです。
プッシュボタンの防水性能はこれで保たれる仕組みなんです。
この部分にシリコングリースを塗る事で、防水性能、パッキンの耐久性、
押した時の感触が良くなるんです(^^)



爪楊枝の先でチョイチョイと塗布してやります。



頭を付けて・・・、



内側から押し棒を締め込んで・・・、



プッシュボタンひとつ組み上げ完了。何度か押してグリースを馴染ませ、
感触などもチェックします。



もう片側も同様に組み上げたら機械をケースに戻します。
文字板側に埃などが入らない様に良くダスターで掃除してからですよ!



ケースに機械が入ったらリューズをはずした時とは逆に取り付けるんですが、
その時にここにもグリースを塗布してやります。
リューズの防水性能を保つ為のパッキンが、画像の部分に仕込まれているんです。
画像はグリース多すぎですね。撮影用に解り易く大盛りにしたんですけど(^^;



裏蓋用のパッキンにはスプレー式のシリコンオイルを塗布します。



全て組み上げ終わったら、動作を満遍なくチャックし、
汚れの残り、グリースのはみ出し、文字板側の埃などをチェックして作業終了!



やっぱ綺麗になると気持ち良いですね!
心機一転、秋もこのスピマスプロにがんばってもらいましょうか!!


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2006年09月14日

夏の後始末・・・ブレス編。

1年のうちでもっとも腕時計にとっては過酷な夏!
海に山にとスピードマスターが大活躍だった方も多いのでは?
私のスピマスもチビたちを連れて行った海水浴に、
(もちろん泳ぐ時ははずしましたよ)
汗まみれではめ続けたバイク・ツーリングにと、
「よくぞがんばったスピマス!」ッと褒めてあげたいですね(^o^)/

今回は汗や埃、砂粒、海水などの悪条件下で酷使されたスピマスを
しっかりとお掃除してあげました(^^)
もちろん使用後は毎日布で拭いてサッと汚れは落としていましたけど
やはり隙間などには汚れが残っていますからね。
まずはブレスのお掃除編からです!

あらかじめ本体とブレスをはずしておきます。



超音波洗浄機などがあれば簡単ですが、なかなかそこまで持っている方も
少ないですからね。
画像は私のコンパクトな電池式洗浄機です。結構安くて便利です。
本格的な物に比べたら洗浄力はかなり落ちますけど・・・。



今回使用したのが手洗い用の液体石鹸(キレイキレイ)と歯ブラシです。
新品の歯ブラシをブレス洗浄専用に1本おろして使っています。



洗面台に水をはって、ブレスとフラッシュフィットを漬けて洗浄開始!
作業中に間違って栓を抜かないようにご注意を!



歯ブラシにキレイキレイを着けてブレスをゴシゴシと洗います。
ほ〜ら、汚れが白い泡とともに取れるでしょー!



バックル裏などの普段見えないところも綺麗に洗いましょう!



流水でしっかり石鹸成分と浮き出た汚れを洗い流します。



柔らかいタオルなどで水気をしっかり拭き取ります。



そのままですと駒同士のリンク内部に残った水気が取り除けませんので
せっかちな私はドライヤーで換装させちゃいます(^^;



しっかり換装させた後、本体にブレスを装着させるんですが、
その際に傷防止のためにセロテープでマスキングするのがワザですね(^^)
これで装着作業中の工具やフラッシュフィットが擦れて無用に傷付く事を
防止できるんです(^^) ラグの縁ギリギリまで貼るのがコツです。



セロテープを折り返してラグ表面もマスキングします。
表側もキズ防止に貼っておきます。



装着の前にバネ棒もチェック!
画像の様に押し込んでしっかり戻ってくる事を確認します。



引っ掛かって戻りが悪い、行ったきり戻ってこない、なんてのは
容赦なく新品に交換!装着中にはずれて落としたら洒落にならんし・・・。



ブレスを装着します。
まだセロテープのマスキングが残った状態です。



そのセロテープを抜き取って作業完了です。



ブレスが綺麗になると気持ち良いですねー(^-^)v
次回夏の後始末は「ケース編」です。お楽しみに!


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