OMEGAのラインアップの中でも一際異彩を放つモデル「スピマスプロX-33」(左)。
まるでそのX-33を模したような「SEIKO ALBA EPSILON ASSR001」(右)。
この2つのモデルを簡単に比較してみたいと思います。
しかしこの2つ、比べるには価格が違いすぎましたね。
定価 X-33 ¥399,000-、EPSILON ¥13,650-・・・何倍かな。30倍?ははは。



さて、まず両方の液晶を発光させて見るとX-33の方がEPSILONに比べて
かなり明るいのが解ります。これはX-33がバックライト全体が光るのに対して、
EPSILONは文字部分だけが発光する反転液晶タイプのためなんですね。
EPSILONの反転発光は少し暗めなので、液晶発光時の視認性はX-33の方に
分があるようですね(^^) でもEPSILONの方が省エネだと思いますが・・・。



筐体はどちらもチタン製。価格の違いはやはり如何ともし難く、この作りの部分で
EPSILONはX-33の足元にも及ばないと言った感じですね。
X-33はボリューム感があり、複雑な曲面の筐体が美しさを感じさせます。
でもEPSILONも必要にして十分のクオリティーは確保していますよ。
SEIKOは元々チタン加工には定評ありますからね(^^)



明るい場所での視認性は、液晶表示に関してははっきり言って差がありません。
どちらも見やすいですね。ただX-33の方はその独特な太いアロー針形状で
液晶を覆ってしまい視認性が落ちる時間帯もあります。
そのために針を中抜き加工にしてはいますがね・・・(^^;
3針の時刻表示は間違い無くX-33の方が視認性は上です。
EPSILONにもアロー針着けちゃうか(^^)!
無反射コーティングですが、ありのX-33、無しのEPSILON,
はっきり言って差がありませんね・・・私感ですが。



X-33所有者が口を揃えて言う事がアラーム音がデカイってことです。
本当にデカイですよ、目覚まし時計の様ですね(^^)
裏蓋に設けられたスリットがその役割を果たしているのでしょうかねぇ。
EPSILONは単なる平面のスクリューバックです。アラーム音もしょぼいです(^^;



因みに防水スペックはX-33が30m防水に対して、EPSILONは100m防水!
X-33はとにかく多機能です。必要か不必要かは別にして・・・。
EPSILONは必要にして十分な機能のみです。
外装の作り込みは間違い無くX-33が上ですが、この30倍の価格差!
さて、あなたならどちらを選びます?

それぞれの詳しいスペックは下記リンク先をご参照下さい。

「OMEGA SPEEDMASTER X-33」
「SEIKO EPSILON ASSR001 (ラバーバンド仕様)」
「SEIKO EPSILON ASSR003(メタルブレス仕様)」