一昨日の関東地方をかすめていった台風11号は凄かったですね。
今回は私の所有するSEIKO PROTREKのトリプルセンサーモデルで
台風の通過状況が記録でき、中々興味深かったのでご紹介します。

ニュース速報によれば台風11号は26日未明に関東に最接近するという
発表でした。ここ湘南でも25日の20時頃から急激に雨風が強まってきました。
今回の台風は発表によれば中心の気圧が995HPaとのこと。
気圧をモニターできるプロトレ・トリプルセンサーなら通過状況を
気圧変化で読み取れるのでは・・・と早速モニター記録してみました。



上の画像が26日昼までの2時間ごとの気圧変化グラフです。
急激な気圧変化のために縦軸のスケールが振り切れていますね。
台風接近前の気圧がまだ下がっていない時と、もっとも最接近したしたと
思われる最低気圧点のプロットが切れてしまっています。
2時間ごと記録で4プロット前なので、少なくとも表示時間より8時間前の
26日明け方に最低気圧=台風最接近したことが解ります。
それにしても急激な気圧低下だ!

このプロトレは他にも気圧を元にした高度変化を15分おきに記録できるんです。
つまり気圧が下がると高度が上がるといった具合ですね。



上の画像がその15ごとの高度変化です。測定開始時は自宅の海抜(10m)に
調整しましたので、台風最接近時のもっとも気圧が低下したと思われる時は、
高度換算で145mまでに上昇しています。
その時の時間が深夜1:45ころの様です。



その他にも最高、最低高度到達時間を個別に記録も出来るんです。
その記録によれば、最高高度到達時間が深夜1:51。
数時間の間に高度10mに調整した開始高度が、150m相当の気圧まで
低下した事が解ります。
この時間がここ湘南への台風最接近時間と判明ですね(^^)

次の日、車とバイクが飛ばされてきた葉っぱだらけになってました・・・(^^;