オメガスピードマスター・プロフェッショナルの5thモデルと呼ばれる
もっとも長く作り続けられているバージョンは、1968年から現在まで
ムーヴメントをCal.861〜Cal.1861へ、外観も小変更しながら
継続して生産され続けているまさにロングセラーモデルです。
そのスピマスプロの顔と呼べる文字板のデザインですが、
細かなプリントの違い、インデックス・ルミナスの違いなどは
当サイトのスピマス裏技MISSION;14などでもご紹介していますね(^^)
でも圧倒的に違うのが文字板の質感なんです(^o^)/
ベースのブラック塗装が年代によりまったく違うんですね。
雑誌の写真やWEB画像ではなかなかこの質感は再現できませんので、
こればかりは実物を見てその質感の違いを判断するのが一番なんですが・・・。
今回はその年代による文字板のベース質感を何とかWEB画像で再現できないかと、
それぞれの4年代の文字板を全て同じライティング、レタッチ補正無しで
質感の違いを再現してみました。
使用した文字板の年代は代表的に分けて4種類。
古い方から順に
1970年代の文字板=通称「段付き文字板」、
1980年代の文字板=通称「"r"下がり文字板」、
1990年代の文字板=通称「トリチウム最終文字板」、
そして現行文字板=通称「ルミノーバ文字板」
の4種類です。
大き目の画像で4枚連続して掲載していますので
よくその質感、色、文字板自体の形状を見比べて下さい。
さて、どの文字板がお好みですか?
私は漆黒の「"r"下がり文字板」かな(^o^)/
1970年代の文字板=通称「段付き文字板」
外周がステップ状に成形されている。光沢感のある黒。
1980年代の文字板=通称「"r"下がり文字板」
まさしく漆黒のマットブラック。プリントの白とベースのブラックの
コントラストがはっきりしている。これ以降外周のステップが無くなる。
1990年代の文字板=通称「トリチウム最終文字板」、
これも漆黒のマットブラック。質感的には1980年代とほぼ一緒。
現行文字板=通称「ルミノーバ文字板」
マットな度合いが増加して、全体にグレー調の質感。
インデックスが褐変し易いトリチウム夜光から白味の強いルミノーバ蓄光に
なった事で、全体にモノトーン傾向が強くなった印象。
さて皆さんはどの年代の文字板がお好みですか?
是非、機会があればアンティークショップなどで実物での質感の違いを
確認してみて下さい!!
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